仕事が楽しくなるプログラミング入門講座 初心者でも必ずできる!
2010/03/23 第14号
http://itjob.pgtop.net
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「プログラミングを通じて、人々の生活を豊かにする。日本経済を元気にする。」
こんにちは、メルマガ発行人の mslab です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
WebAPIは、単に利用するだけでなく、自分で作って公開することもできます。
今回は、その方法について説明します。
詳しくは本文で。
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■WebAPIを自分で作り、公開することも可能です。
■オリジナルのWebAPIを作成するには?
■オリジナルWebAPIを作ってみました。
■私のオリジナルWebAPI活用例
■編集後記
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■WebAPIを自分で作り、公開することも可能です。
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WebAPI(Webサービス)は、単に利用するだけでなく、自分で作って公開すること
もできます。
既に何らかのデータの蓄積があるなら、あなたのユーザー向けに、WebAPIで情報
を提供することが可能です。
例 商品データ、顧客のレビューなど
もし本当に役立つWebAPIなら、多くの人が集まり、利用するようになります。
人が集まれば、そこにビジネスチャンスが生まれます。
例えば、
データを RSS や XML などの形式で提供すれば、「ユーザーが再活用しやすい」
というメリットがあります。
データを「再活用」できるところが、大事なポイントです。
もしかしたらユーザーが、あなたが思い付かなかったような、データの面白い
活用方法を、発見してくれるかもしれません。
また、自社でネットショップを構築しているなら、商品データがあるはずです。
商品データを公開し、それにアフィリエイトの機能をプラスすれば、ユーザー
に自社商品を紹介してもらうことも可能です。
つまりXMLで、販売促進ができるわけです。
Amazonや楽天アフィリエイトなど、多くのASPが、このビジネスモデルです。
【補足】
今では、開発者にWebAPIを提供して、本家のWebサイトでは表現出来ないような、
様々なWebサイトが生まれています。
本家のWebサイトは、多くの人が利用するので、奇抜なアイデアは取り入れ難い
のです。
でも開発者のWebサイトなら、いろんなアイデアが試せます。
また、WebAPIを利用したWebサイトが増えるということは、販路が拡大すると
いうことなので、ASP側としてもメリットがあるわけです。
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■オリジナルのWebAPIを作成するには?
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WebAPIは、サーバーサイドで動作するプログラミング言語と、データベースの
知識があれば、作成できます。
例えば、PHPとMySQLの組み合わせです。
通常、PHPではHTMLタグを出力します。それをXMLタグに変えるだけです。
PHPでXMLを出力するプログラム自体は、それほど難しくありません。初級くらい
のPHPの知識があればできます。
PHPでXML全体を出力してもいいし、XMLタグの中にPHPでデータを埋め込むこと
も可能です。
ただし、データベースのMySQLから、データを取り出すプログラムが必要になり
ます。
データベースを扱う部分は、初級~中級レベルと考えてください。
以下の入門講座で、PHPとMySQLの基礎知識が学べます。
・PHP初心者入門講座
http://php5.seesaa.net/
現時点では、XMLの出力方法そのものを書いているわけではありません。
でもHTMLタグで出力している部分を、XMLタグに変えるだけなので、難しくあ
りません。
勘のいい読者様なら、自分で工夫して作れると思います。
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■オリジナルWebAPIを作ってみました。
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参考までに、私が作った簡単なWebAPIを紹介します。
とてもシンプルですが、これでも立派なWebAPIとして機能します。
PHPとMySQLで作ってあります。
(1)都道府県
http://ws.bzen.net/pgtop/GetPref.php
都道府県のデータを、XML形式で返します。
(2)市町村
http://ws.bzen.net/pgtop/GetCity.php?prefCd=ここに都道府県CD
コピーして、Webブラウザのアドレス欄に貼り付けて、移動します。
URLのパラメーターとして、都道府県の番号(1~47)を半角で指定すると、該当
する市町村データを、XML形式で返します。
URLに含まれるパラメーターをPHPで受け取り、抽出条件に使っています。
両方ともデータベースのMySQLに、データが保存されています。
それをPHPで取り出して、XMLとして表示しているだけです。
これらのWebAPIは、私が個人的に使うために作ったもので、自分のWebサイト
と、入門講座の中だけで利用しています。
だから市町村データは、最新のものではありません。
最新のデータを利用したい場合は、類似のWebAPIがたくさんあります。
インターネットで検索してみるといいでしょう。
【補足】
今回紹介したオリジナルWebAPIは、自分で作成することもできます。
都道府県データ、市町村データ、地域データは、日本郵便のWebサイトから、
CSV形式で入手できます。
郵便番号データのダウンロード
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/download.html
ただし、生のCSVデータは、そのままでは使い難いです。
都道府県、市町村、地域などのテーブルに分ける工夫が必要です。
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■私のオリジナルWebAPI活用例
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上記のオリジナルWebAPIを使ったWebサイトがこれです。
・全国の特産品検索
http://ws.bzen.net/tokusan/
これまでにも何度か紹介していますね。
都道府県と市町村のセレクトボックスに表示するデータを、オリジナルWebAPI
から取得しています。
都道府県のセレクトボックスを選択すると、市町村のセレクトボックスの内容
が、自動的に変化します。
これはAjaxという技術を使って、裏側でサーバーと通信しています。
*非同期通信と言います。
その仕組みは、以下の講座で学ぶことができます。
・Ajax初心者入門講座
http://ajax.pgtop.net/
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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
インターネット上には、たくさんのWebAPIが公開されています。
既存のWebAPIを利用するだけでも、確かにメリットがあります。
でも、あなたがWebAPIを公開する立場になると、ビジネスの可能性が大きく
広がります。
あなたが発信できる情報(データ)を、XMLにできるか、考えてみましょう。
きっとインターネットの活用方法が、これまでと違う視点で見えてくるはずで
す。
では、また次回にお会いしましょう。
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